自分で用意したファイル、データを使って解析を行いたい場合


自分で用意した Flat データを使いたい場合

$home/hsc/CALIB/FLAT/[dateObs]/[filter]/[calibVersion]/FLAT*.fits のカウント値を自身で書き換えたデータを用意してください。 そのデータを reduceFrames.py 時に使用すれば、自身で用意した Flat が適応されます。


フラックススケールファイルを自分で用意したい場合

フラックススケールファイルは $home/hsc/rerun/[rerun]/[pointing]/[filter]/corr/[tract] 下にある fcr-[visit]-[ccd].fits です(詳細は 天体データの位置合わせとフラックススケール決め)。 この fcr-[visit]-[ccd].fits の中身を書き換えることで、 自身でフラックススケールを設定することができます。

変更すべきパラメータは fluxmag0, NOEFF, order, C_0_0 です。 フラックススケールを決めている中心のパラメータは fluxmag0 です。 この fluxmag0 の値をもとに、CCD 面内を <order> 次の平面関数(係数は NOEFF 個)でフィットし、 各ピクセルのフラックススケールが決定されます。 例えば、フラックススケールを CCD 面内全て 2 にしたい場合は以下のように設定します。

fluxmag0 = 2
NOEFF = 1
order = 0
C_0_0 = 0