データ名について

取得された生データには HSC+[A,B,C,...]+(8 桁の数字).fits という名前がつけられています。現在は HSCAxxxxxxyy.fits ですが、将来的には HSCBxxxxxxyy.fits となる予定です。 次に 8 桁の数字ですが、最初の 6 桁は各ショットにあたる番号で、残りの 2 桁は CCD ID から成ります。 1 ショットに割り振られる番号は連続した偶数と奇数で、例えば、HSCA018200yy.fits と HSCA018201yy.fits のように割り振られます。 このとき、偶数の 6 桁は hscPipe 内で使用される visit 番号になります。 CCD ID は 0-57 までです。

図の各 CCD との対応は、上段の左側の数字が 0 はショット ID 偶数、1 は奇数が割り振られ、アンダースコアの後ろの 2 桁の数字がそれに続く CCD ID となります。 例えば、HSCA02234904.fits というデータ名だった場合、visit は 22348、hscPipe 内での CCD ID は 34 になります (1_04 の CCD に対応)。

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図:CCD 配置 (すばる望遠鏡 HSCページより抜粋し一部改変)